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33年に一度の大開帳・秘仏「櫟野観音菩薩」(いちいの観音)
今、滋賀県甲賀市甲賀町の櫟野寺(らくやじ・いちいの観音)で開催されています、御本尊33年に一度のご開帳特別拝観をおすすめします。
櫟野寺(らくやじ・いちいの観音)とは
櫟野寺(らくやじ)とは、滋賀県甲賀市甲賀町櫟野(いちいの)にある天台宗の寺院。山号は福生山。院号は自性院。本尊は日本最大坐仏の十一面観音菩薩で、櫟野観音(いちいのかんのん)とも称される。
甲賀六大寺のひとつで、近江西国三十三観音霊場の第29番。この寺は、792年(延暦11年)この地を訪れた最澄が十一面観音を安置したのに始まると伝えられ、806年(大同元年)坂上田村麻呂が堂宇を建立したというのがこの寺の起源です。
木造十一面観音菩薩坐像(秘仏)
御本尊木造十一面観音坐像は、今から1200年前、比叡山開祖の伝教大師最澄上人が、根本中堂建立のため用材を求め、当地、櫟野に来錫の折、櫟の巨木に霊夢を感じ一刀三礼のもと立木に刻まれたと伝わる、我が国最大を誇る坐仏の十一面観音さまです。
十一面観音さまとは、
まず、観音とは、々の声を広く聞き、見るという意味で、菩薩とは、まだ修行中の仏様のこと、
修行が終わった仏様は、如来と呼ばれます。
十一面の意味は、頭頂に10の面と1つの仏様のお姿があり、※頭頂の仏様のお顔は如来様です
八方+天地で10で全ての方向・全ての事を取りこぼさず常に見ていますとの意味があります。
そして、観音様は時と場に応じて姿を変えて衆生を救いにやってくる、その姿が33あるのだという。この場合の33は、本当に33というのではなく、どのようなお姿にでもとの意味である。
これが、33年に1度の意味でもあります。
櫟野寺(らくやじ・いちいの観音)御本尊33年に一度の大開帳特別拝観とは
櫟野寺(らくやじ・いちいの観音)では、秘仏である御本尊の日本最大十一面観音坐像の、33年に一度の大開帳が行われています。今回の大開帳を迎えるに際し、東京、大阪の博物館に寄託されていた仏様も櫟野寺に里帰りされ、約80年ぶりに櫟野寺仏像群が一堂に揃います。
田舎の古刹とは思えないほどの、大変ありがたい仏様たちに囲まれる素晴らしい拝観となります。
櫟野寺(らくやじ・いちいの観音)拝観料等は?
櫟野寺(らくやじ・いちいの観音)の御本尊大開帳特別拝観料は、
個人・・・800円(大人)
(通常拝観料500円+御本尊特別拝観料300円)(中高生・・・300円 小学生以下は、保護者同伴に限り無料)
団体・・・(20名以上※要予約)大人600円 中高生300円 小学生100円
御本尊大開帳特別拝観期間および時間
櫟野寺(らくやじ・いちいの観音)特別拝観期間 平成30年12月9日日曜日まで。
特別拝観時間 9:00〜16:00
12月9日(日)の最終日は、大開帳結願採燈大護摩供が14:00〜15:00にありますので、その間は参拝できませんので、ご注意ください。
櫟野寺櫟野寺(らくやじ・いちいの観音)御本尊大開帳特別拝観へのアクセスは
公共交通機関をご利用の場合
JR草津線甲賀駅下車 町内循環櫟野観音行きバスで約15分大開帳に合わせて臨時バスも出ています。
JR草津線油日駅下車徒歩約35分
ご注意いただきたいのは、都会ではないので、電車の時間やバスの時間はかなり開くことがあります。臨時バスも1時間に1本という感じです。行く前に確認ののちお乗りください。そして、タクシーは基本走っておりませんので、予定を組んでからご参拝ください。
お車をご利用の方は、
新名神高速道路甲南インター若しくは、土山インターから、約15分
名阪国道上柘植インターより約15分です。
大阪からも、名古屋からも、約90分で櫟野寺まで到着できます。
参拝客用の無料駐車場もあります。
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